人間と魔族が存在している世界。
しかし、存在しているだけで決して友好な間柄ではない。
魔族は人間を疎ましく思い、着々と自身の支配下に置いていく。
人間が魔族に完全に支配される日も遠くない。
そんな中、一人の女の子が立ち上がる!
「よし。私が魔族を始末しよう。そして私がこの世界の支配者に……ぐふふっ♪」
何を血迷ったかアホなことを考えてしまい、それを実行しようとする。
しかし、特別な力があるわけでもなくお金を大量に持っているわけでもない。
「だったら、支配されている町の家からお金を盗めばいいじゃない!そして装備を買えばいいのよ!」
などと再び血迷った思考のもと、彼女は動き出す。
これはそんなぶっ飛んだ思考の女の子の物語。